令和6年度スポーツを通じた被災地交流事業(宮城県)
Women’s Soccer CAMP in MIYAGI を実施しました!

2024年7月2日

東京都、岩手県、宮城県、福島県のU-12女子サッカー選手たちを招待して、宮城県にてサッカーキャンプ(サッカーを通じた交流)を実施しました。これに合わせて翌日には、震災遺構仙台市立荒浜小学校等で震災伝承・体験学習を行いました。

当日の様子をご紹介します。

概要

日程

  • 令和6年6月15日(土)~16日(日)

内容

〇サッカーキャンプ(サッカーを通じた交流)

  • 各都県チーム交流試合
  • 混合チーム交流試合
  • 元なでしこジャパン永里亜紗乃さん・山根恵里奈さんによるクリニック

〇震災伝承及び体験学習

  • 松島復興語り部体験、震災遺構仙台市立荒浜小学校の見学等

事業の様子をご紹介します!

⚽ サッカーキャンプ(サッカーを通じた交流) ⚽

「女川スタジアム」でサッカーキャンプ(サッカーを通じた交流)を開催しました。東京都、岩手県、宮城県及び福島県のU-12女子サッカー選手が参加し、午前は「4都県対抗の交流試合」、午後は「元なでしこジャパン永里亜紗乃さん・山根恵里奈さんによるサッカークリニック」「4都県混合チームの交流試合」を行いました。

開会式の様子

開会式の様子

開会式後の集合写真

開会式後の集合写真

4都県対抗の交流試合

晴天の中、天然芝のグラウンドで選手たちはのびのびとしたプレーを見せてくれました。大きなケガや体調不良もなく、熱い戦いを繰り広げました。

交流試合の様子(東京都対宮城県)

交流試合の様子(東京都対宮城県)

交流試合の様子(岩手県対東京都)

交流試合の様子(岩手県対東京都)

サッカークリニック

午後は、元なでしこジャパンの永里亜紗乃さん・山根恵里奈さんを講師に迎え、各都県の選手たちが混合でグループに分かれてのサッカークリニックを行いました。元日本代表の選手からの話に釘付けになる姿が印象的でした。

山根恵里奈さん(左)・永里亜紗乃さん(右)

山根恵里奈さん(左)・永里亜紗乃さん(右)

サッカークリニックの様子

サッカークリニックの様子

4都県混合チームの交流試合

選手からは「普段、一緒にプレーしない選手とサッカーを共にして、刺激を感じた。また、一緒にプレーできる日を楽しみにしたい」という声がありました。

4都県混合チームの交流試合の様子

4都県混合チームの交流試合の様子

4都県混合チームの交流試合の様子

4都県混合チームの交流試合の様子

震災伝承及び体験学習

2日目は、松島復興語り部体験、震災遺構仙台市立荒浜小学校にて、震災伝承・体験学習を行いました。

松島復興語り部体験

松島と塩釜を結ぶ、松尾芭蕉が「奥の細道」で巡った航路を遊覧しながら、震災の語り部体験を行いました。当時、1,800名もの観光客を無事帰宅させることができた松島の人々の取組、津波の直撃を受けても一人の犠牲者も出さなかった有人島「桂島」の人たちの心構えなどの体験談を聞くことができました。

遊覧船の様子

遊覧船の様子

遊覧船の様子

遊覧船の様子

震災遺構仙台市立荒浜小学校

東日本大震災において大きな被害を受けた仙台市立荒浜小学校は、震災時に児童たちが避難した校舎を震災遺構として公開し、震災の教訓と地域の記憶を後世に伝える施設となっています。選手たちは、施設を見学し、ガイドの説明を真剣に聞いていました。選手からは、「災害があった際の対応方法を学ぶことができてよかった。」「日々の当たり前の生活に感謝したい。」などの声がありました。

震災遺構仙台市立荒浜小学校(外観)

震災遺構仙台市立荒浜小学校(外観)

震災遺構仙台市立荒浜小学校(校舎1階)

震災遺構仙台市立荒浜小学校(校舎1階)

問合せ先

スポーツを通じた被災地交流事業実行委員会事務局
東京都生活文化スポーツ局スポーツ総合推進部スポーツ課スポーツ交流担当
電話:03-5320-7714