東京2020大会のアーカイブ資産等について

2023年3月28日

東京2020大会のアーカイブ資産等について

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会アーカイブ資産

アーカイブ資産は、大会の準備・運営等に伴って作成・利用された資産のうち、歴史的な価値を有し、大会の記憶・記録を伝えていくもので、IOC及びIPCの承認のもと、長期的に保存・管理し、後世に受け継いでいくべき重要なレガシーとなる資産です。

アーカイブ資産には、メダルや聖火リレートーチ等の現物資産と記録等の文書資産があります。都は、アーカイブ資産を確実に保存・活用する枠組みを定めるため、IOC、IPC、東京2020組織委員会、JOC、JPC、都の6者において、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会アーカイブ資産協定」(以下、「アーカイブ協定」という。)を締結しました。

アーカイブ協定ではJOCをアーカイブ資産の管理者として、資産の保存、保守、及び利活用の責任を担う組織(アーカイブ組織)として定め、都はアーカイブ資産の一部を保存、管理、利活用し、アーカイブ組織を支援する役割を担っています。

都は、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会アーカイブ資産協定」、「東京2020アーカイブ方針」 及び「東京2020大会アーカイブ資産等活用方針」等に則って適切に保存・管理、利活用していきます。

(原文)TOKYO 2020 ARCHIVES ASSETS AGREEMENT FOR THE TOKYO 2020 OLYMPIC AND PARALYMPIC GAMES(33.9MB)

(参考和訳)東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
アーカイブ資産協定(34.2MB)

東京2020アーカイブ方針(1.8MB)

東京2020大会 デジタルアーカイブ

アーカイブ資産協定等に基づき、都が管理することとなった資産については、「東京2020大会 デジタルアーカイブ」にてWeb上で閲覧できます。

デジタルアーカイブには、現在、メダルや聖火リレーのトーチ等の現物資産の一部(34点)と、都立中央図書館にて閲覧可能な一般公開文書のすべてを掲載しています。

今後現物資産の掲載資産を1,000点超に拡充し、デジタルアーカイブを通じて、大会の成果や感動を確かなレガシーとして将来に引き継いでいきます。

※デジタルアーカイブに掲載している現物資産の一部は、実物を展示中のものもございます。現在の展示状況についても、デジタルアーカイブでご確認いただけます。また、文書資産については、引き続き都立中央図書館においてもすべて閲覧可能ですので、どうぞご利用ください。

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東京2020大会 デジタルアーカイブ
※IOC、IPCとの契約により、国内からのみアクセス可能となっております。

デジタルアーカイブに掲載している資産の一覧

東京2020大会アーカイブ資産等の活用に係るアドバイザリー会議

東京2020大会では、大会を象徴する聖火リレートーチやメダル、競技用具など、様々なアーカイブ資産が生まれました。

東京都では、より多くの人が大会の感動と興奮を分かち合い、身近に感じてもらえるよう、これらの資産を有効に保存・活用してまいります。

アーカイブ資産等の活用のあり方について検討するため、幅広い知見を持つ専門家から意見を求め、アーカイブ資産等の活用方針を策定することを目的として、東京2020大会アーカイブ資産等の活用に係るアドバイザリー会議(以下「アドバイザリー会議」という。)を設置いたしました。

東京2020大会アーカイブ資産等の活用アドバイザリー会議設置要綱(96KB)

委員名簿(96KB)

第1回アドバイザリー会議

第2回アドバイザリー会議

第3回アドバイザリー会議

東京2020大会アーカイブ資産等活用方針

アドバイザリー会議での議論を踏まえ、「東京2020大会アーカイブ資産等活用方針」を策定しました。

東京2020大会アーカイブ資産等活用方針(2MB)

【問合せ先】

生活文化スポーツ局スポーツ総合推進部スポーツレガシー活用促進課
電話:03-5320-7099