2024年8月30日
事業紹介
事業の概要
障害のある方にとっての運動・スポーツには、健康増進や楽しみ、仲間との交流や社会参加など様々な効果が認められています。そこで都では、障害のある方を対象に、運動習慣を身に着けることを目的として、福祉施設等で定期的に運動プログラムを実施する事業を令和5年度より開始しました。本事業では日中の居場所である福祉施設での運動実施から、地域の体育館での運動実施へとステップアップをすることで、地域の中で日常的に運動やスポーツを楽しめるようになることを目指します。
主催
東京都
内容
- 施設の中や、体育館等での運動実施を通じて、運動習慣の定着を目指します。
- 施設職員の皆様にも、運動プログラム実施のサポート等で携わっていただくことで、運動指導のポイント等を習得できる機会を作ります。
- 全10回程度のプログラムのうち、2回程度は地域の体育館等を利用して運動を行います。
実施期間と実施回数
運動プログラムの実施期間と実施回数は下記のとおりです。
- 実施期間:令和6年6月~令和7年3月
- 実施回数:10回程度 ※実施回数は都と調整のうえ決定
対象施設の募集について
(令和6年度の募集は終了しました)
募集要項
本事業の趣旨をご理解いただき、定期的な運動プログラムの実施を希望する障害者福祉施設等の事業所を募集します。募集の詳しい内容は「令和6年度障害児・者の運動習慣定着支援事業」募集要項をご覧ください。
令和6年度障害児・者の運動習慣定着支援事業 募集要項
運動プログラム実施施設募集のお知らせ(チラシ)
対象
東京都内に所在地がある以下の障害福祉サービス事業所のうち、定期的な運動実施を希望する施設
- 生活介護施設
- 就労支援施設(B型)
- 放課後等デイサービス
- 児童発達支援
事業実施における留意事項
- 運動プログラムの実施に係る経費は都が負担します。
- 運動プログラムの企画・指導を行う団体は東京都が選定し、派遣します。
- 本事業の実施に当たり、下記の事項について事業所様のご協力をお願いいたします。
- 運動プログラムの時間確保
- 年10回程度(月に1~2回)、1回当たりの運動プログラムは最大2時間程度
- 2時間の内訳は、運動時間が1時間程度、指導団体が行う準備や片付け、職員様への事前レクチャー及び事後の振り返りが運動の前後で30分~1時間程度
- 運動プログラム実施中の見守り及び安全管理
- 施設内での自主的な運動継続のための、積極的なノウハウの習得
- 参加者の運動補助(安全な補助の方法を指導団体から事前にご説明します)
- プログラムに向けた事前レクチャーと事後の振り返りへの参加
- 体育館での運動実施と、その際の体育館までの移動協力(必要に応じて移動手段は都が手配)
- 事業の効果を測るための効果測定への協力
- 各回実施後のアンケート
- プログラム5回目終了後及び全10回終了後のヒアリング
- 必要に応じて参加者の体力測定 等
- 対象施設に決定した場合の公表(都ホームページ、報道発表等)及び取材、事業広報への協力
※公表の内容や取材の範囲については個別にご相談させていただきます。
※福祉施設様の広報としても、運動プログラムの写真や成果をご紹介いただいてかまいません。
- 年度末に作成する取組事例集への協力(原稿確認等)
- 事業関係者の見学の受入
※利用者様に影響のない範囲での受入にご協力をお願いいたします。
令和6年度対象施設について
以下のとおり令和6年度の対象施設を決定し、運動プログラムを実施いたします。
令和6年度対象施設
令和5年度の実施内容
令和5年度 取組事例集の発行について
令和5年度に事業を実施した12施設での取組をとおして、障害のある方にとっての運動の効果やその実施方法を紹介する事例集を作成いたしました。福祉施設等での活動のご参考としていただければ幸いです。
障害のある方の運動習慣定着に向けた取組事例集
連絡先
○担当
東京都 生活文化スポーツ局 スポーツ総合推進部 パラスポーツ課 地域担当
電話:03-5000-7242
○申込・問合せ先
運動習慣サポート事務局(株式会社アール・ピー・アイ)
e-mail:adsp@rpi.co.jp TEL:03-5212-3411(代表)
FAX:03-5212-3414