トップアスリート発掘・育成事業 第14期生 競技別専門プログラム(ローイング)

2023年8月31日

令和5年3月23日に認定されたトップアスリート発掘・育成事業の第14期生28名に対する「競技別専門プログラム」が始まりました。

1年目の選考過程で実施した「競技体験プログラム」において、全7競技の中から自ら取り組む競技を絞り込みました。第14期生として認定された2年目は、選択した1競技で必要となる技術を学ぶ「競技別専門プログラム」において、土曜日・日曜日や夏休みを中心に実践的な練習に取り組んでいます。

このたび、ローイング競技の技術を習得する「競技別専門プログラム」を実施しましたので、その様子をご紹介します。

令和5年8月10日(木)
「競技別専門プログラム(ローイング)」
 講師 (一社)東京都ローイング協会
 会場 東墨田ローイングコース

今回の練習会では、まずエルゴメーターを使って、背筋を意識しながら安定した姿勢で行うハンドル捌きについて確認し、水上での練習に向けた事前準備を行いました。次に受講生が2人1組になり、舵手付きクォドルプルに乗艇しました。乗艇には重たい艇やオールの運搬やシートやハンドルの調整などの事前準備が必要であり、受講生は日差しが照り付ける屋外での作業に一苦労といった様子でした。

ローイング競技においては、大学に進学したトップアスリート修了生が中心となり指導に当たっています。オールを漕ぐ際の手の位置や姿勢の保ち方など、受講生は真剣な面持ちで指導を聞き、練習に励んでいました。受講生は練習についての相談はもちろんのこと、時折雑談を挟むなどして、和気あいあいと練習は進んでいきました。最後には一定の距離を全力で漕ぐ練習を行い、実戦さながらのスピード感のある練習となりました。

ローイングのプログラムは旧中川の東墨田ローイングコースにて実施しており、ここは近隣の都立高校ローイング部の練習拠点となっているため、この日もいくつかの高校の生徒が練習に来ていました。体格の違う高校生のダイナミックな動きによるボートのスピード感は、やはり14期生とはひと味違ったものでした。近くにお手本となる選手がいることは受講生にとっても良い刺激になるのではないでしょうか!

トップアスリートの今後の成長をお楽しみに!

乗艇の準備

乗艇の準備

実戦練習

実戦練習

問合せ先

東京都 生活文化スポーツ局
スポーツ総合推進部 スポーツ課 競技力向上担当
電話 03-5320-7715