第3回 ケイアイスター不動産株式会社

2026年1月22日

ケイアイスター不動産株式会社
パラ・デフアスリート従業員とつくる、

健康と相互理解の輪。

ケイアイスター
不動産株式会社

快適な住まいの担い手として分譲住宅事業を中心に展開するケイアイスター不動産株式会社。事業の成長とともに健康経営の気運が高まってきた時期に、「東京スポーツドック」への参加が決まりました。 所属するパラ・デフアスリート従業員と連携した活動が高く評価され、「東京都スポーツ推進企業」への認定に加えて、その中でも特に先進的な取り組みや波及効果のある取り組みを行っている企業として「東京都スポーツ推進モデル企業」にも選定されています。 健康に前向きな人材育成のための施策を計画している、総務部上席部長の青栁有二さんとサステナビリティ推進室の佐藤香織さんに、日々の取り組みや今回の体力測定についてお話しを伺いました。(※所属は取材当時)

総務部 上席部長
青栁 有二(あおやぎ ゆうじ)さん
※所属は取材当時のものです
総務部 上席部長 青栁 有二(あおやぎ ゆうじ)さん

健やかな従業員の姿が、企業のイメージに結びつく

健康経営を目指す理由を教えてください。

総務部 上席部長 青栁 有二(あおやぎ ゆうじ)さん

青栁さん:幸せに暮らせる住まいを提案する際に、従業員が健康的でないとお客様から安心感は得られないと考えています。 また、就職活動をする学生さんたちにも、いきいきとした従業員たちの姿を見て憧れを抱いてほしいです。そして何よりも健康に配慮した職場環境が、従業員の働く意欲を高め、企業を支える糧にもなると思います。 そのためにここ数年の事業規模の拡大に伴い、健康経営への取り組みに力を入れてきました。安全衛生基本方針を定め、従業員の健康意識を高める施策について、今まさに社内で意見を出し合っているところです。

従業員の健康のためにパラ・デフアスリートが活躍

従業員の健康意識を高めるために、実際に行われている施策はありますか?

従業員の健康のためにパラ・デフアスリートが活躍

青栁さん:弊社には、デフフットサル、デフサッカー、デフ柔道、車いすバスケットボール、車いすバドミントンのパラ・デフアスリート7人が従業員として従事しています。 そんな選手たちの知見を活かして、従業員の健康増進につながる情報の発信や交流、サポートを行っています。車いす選手と一緒に登る登山イベントなども実施しました。

青栁さん:弊社の従業員は平均年齢が32歳と若く、日頃、健康について深く考える従業員がまだまだ少ないのが実情です。そこで一度立ち止まって、自身の体力や体の状態と向き合うきっかけになると考え、体力測定の実施を決めました。 測定後の健康運動指導コーナーに加えて、パラ・デフアスリートが担当する相談コーナーも特別に設置。体づくりのプロからアドバイスが受けられただけでなく、会社の所属選手との交流ができるよい機会だったと好評でした。

測定の結果や感想を“共通言語”に

体力測定を受けられた印象はいかがでしたか?

測定の様子

青栁さん:毎日スクワットなどの簡単な運動や、週末はウォーキングなどをしているのですが、予想以上に体力が衰えていることに気づきました。一方で血管年齢は25歳以上若く判定されたことが、少し励みになっています。 また、健康運動指導では、毎日の運動に筋力をつける意識を持って取り組んでは、とのアドバイスも。他の参加者も一人ひとり丁寧に指導してもらっていたようです。 終わった後、測定の結果や感想を“共通言語”として従業員同士が会話をし、振り返ることで、健康意識の醸成につながっていくと実感しています。

強い呼びかけが奏功。地域格差の解消が課題

測定に参加を募る際のコツや課題はありますか?

青栁さん:任意参加にすると、どうしても仕事を優先したり、同僚を気にしたりしがちになり、参加に足が遠のいてしまう一面もあるように思います。そこで今回の体力測定を年に1回受診する健康診断と同様の扱いに捉え、やむを得ない事情がない限りできるだけ参加するようにと強く呼びかけをしました。 参加申込の返答をしていない従業員には声をかけ、また予定が組めなかった場合は当日参加できるように調整もしたことで、多くの従業員が気軽に参加できていたと思います。一方で、同様のイベントを行う際に、全国各地の事業所に在籍する従業員全員が体験できる仕組みをつくれるかが課題かと思います。 今回の測定については、健康関連イベントの好例の発信という狙いもあったため、東京本社のみの参加となりましたが、今後は、イベント内容に地域格差がなく、公平性をもって実施できるかが、福利厚生の観点でも重要な鍵だと考えています。

サステナビリティ推進室 課長代理
佐藤 香織(さとう かおり)さん
※所属は取材当時のものです
サステナビリティ推進室 課長代理 佐藤 香織(さとう かおり)さん

パラ・デフアスリートとの交流を

健康経営を従業員に浸透させるために、工夫していることはありますか?

サステナビリティ推進室 課長代理 佐藤 香織(さとう かおり)さん

佐藤さん:サステナビリティ推進室を中心に、関係各部署と連携して、様々な取り組みを進めています。その中でも、サステナビリティ推進室、総務部、パラ・デフアスリート従業員が協力して進めている合同プロジェクトには特に力を入れています。 従業員向けの専用サイトを設け、アスリートに聞きたいことがあればいつでも専用フォームから問い合わせができます。例えば、筋肉の鍛え方や、栄養を考えた料理、緊張の解消法など、多種多様な分野の質問を投げかければ、各分野に詳しいパラ・デフアスリート従業員から返事があり、ワンオンワンでサポートをしてくれます。 今回の相談コーナーでもその案内をし、選手たちと交流できる場にもしていました。パラスポーツの魅力を知る機会にもなっています。また、弊社は障がい者雇用にも積極的で、今回の体力測定では、ハンディキャップを持つ従業員も例外なく参加しました。 パラ・デフアスリートの活動を通して、従業員同士の相互理解を深めることも健康経営の大切な要素だと考えています。

運動が苦手な従業員も興味が持てる健康施策とは

今回の体力測定を体験されて、気がついたことはありますか?

体力測定の様子

佐藤さん:学生時代に比べると体力が落ちたと感じました。それでも通勤などで積極的に歩くようにしているからか、持久力のスコアは比較的良かったです。健康運動指導では、簡単な筋トレ方法なども聞けたのと同時に、運動をするのが億劫な人にも響くような、気軽にできるトレーニングがないかを尋ねました。 筋トレやスポーツを趣味にしている人向けの動画はよく見かけるので、逆にあまり運動をしない人にも興味を持ちやすい動画などを配信できれば、健康施策のひとつに活かせると思ったからです。いただいたアドバイスを参考に、従業員一人ひとりが気軽に健康を意識できる取り組みをさらに充実させ、会社全体の健康を底上げしていきます。

測定の様子

体組成

体重・体脂肪率・筋肉量測定。日頃の生活習慣や運動習慣が数値として現れ、自身の身体状態を客観的に知るきっかけとなりました。結果を通じて、日常的な健康管理への意識を高める機会となりました。

体組成測定の様子

握力

正しい握り方で測定器を握り、左右それぞれの握力を測定。普段はあまり意識しない部位の筋力度を測り、自身の筋力バランスを見つめ直すきっかけとなりました。

握力測定の様子

今回ご協力いただいた企業

ケイアイスター不動産株式会社(けいあいすたーふどうさん かぶしきがいしゃ)

本社所在地:〒104-0028 東京都中央区八重洲二丁目2番1号
東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー12階

設立:1990(平成2)年11月

従業員数:2,664名(連結)

事業内容:
分譲住宅事業を中心に、注文住宅事業、不動産流通事業、リフォーム事業など、住まいに関わる幅広い事業を展開

健康経営への取り組み:
健康経営を推進するための体制を整備し、従業員が心身ともに健やかに働ける環境づくりを進めている。所属するパラ・デフアスリート従業員との連携による活動が高く評価され、「東京都スポーツ推進企業」に認定されるとともに、「東京都スポーツ推進モデル企業」にも選定された。従業員の健康意識を高める施策を展開し、前向きな人材育成を目指している。

問合せ先

東京都 スポーツ推進本部
スポーツ総合推進部 スポーツ課
電話 03-5320-7847