東京スポーツドックの取組をご紹介

2026年1月22日

東京スポーツドックの取り組みのご紹介(スポーツを通じた健康増進事業)

都では体力測定を通じて、自身の体の現状を知ってもらい、運動習慣を定着させ、心身の健康増進につなげていく事業を実施しております。
令和7年度は、スポーツ実施率の低い働き盛り世代へのアプローチの一環として、いくつかの都内企業にお声がけして、従業員の皆様へ体力測定を実施させていただきましたので、この様子をお届けします。

東京スポーツドックの実施内容

スポーツ庁が実施している体力・運動能力調査のうち、20歳~64歳を対象とした測定内容をベースに、次の6種目を実施します。また、体組成および血管年齢を測定し、これらの測定結果を基に健康運動指導を行います。

握力

握力
■ 測定方法

直立の姿勢で両足を左右に自然に開き腕を自然に下げ、力いっぱい握りしめた数値を測定します(左右各2回測定)。

■ 何がわかる?
  • 握力は、からだがどれだけ力を出せるかを表す筋力の指標です。
  • 握力は、下肢を含む全身の筋力との関係が深く、全身の筋力のおおよその状態を知る目安になります。
  • 握力が低い人では、将来の心臓や血管の病気などの健康リスクが高くなることが報告されています。

上体起こし

上体起こし
■ 測定方法

仰向けで寝た状態から、両肘と両ももがつくまで上体を起こす動きを1回とし、30秒間の回数をカウントします。

■ 何がわかる?
  • 上体起こしでは、体幹まわりの筋肉がどれだけ繰り返し力を出し続けられるかという筋持久力を測定します。
  • 筋持久力が低いと、姿勢が崩れやすくなったり、階段の上り下りや荷物の持ち運びがつらくなることがあります。

長座体前屈

長座体前屈
■ 測定方法

壁に背中を付けた状態からゆっくりと前屈して、最大前屈時の測定器の移動距離を測ります(2回測定)。

■ 何がわかる?
  • 関節を大きく動かすために必要な筋肉の柔らかさ(柔軟性)を測定します。
  • 柔軟性が低いと、動きがぎこちなくなり、肩こりや腰痛の原因になったり、つまずきや転倒のリスクが高まることがあります。

立ち幅跳び

■ 測定方法

両足を軽く開いて、つま先が踏み切り線の前端にそろうように立ち、両足で同時に踏み切って前方へ飛んだ距離を測定します(2回測定)。

■ 何がわかる?
  • 立ち幅跳びでは、筋肉が短い時間で大きな力を発揮する能力である瞬発力を測定します。
  • 瞬発力が低いと、走る・跳ぶ・投げる・蹴るといった一瞬で大きな力を発揮する動作に支障が生じます。
立ち幅跳び

反復横跳び

反復横跳び
■ 測定方法

1m幅に引いた3本の線を順にまたぎ越し、20秒以内にまたぎ越した回数を記録します(2回測定)。

■ 何がわかる?

  • 反復横跳びでは、素早く動きの方向を切り替える力である敏捷性を測定します。
  • 敏捷性が低いと、つまずきからの立て直しが難しくなり、とっさの時危険回避がしにくくなるなど、転倒防止や安全な動作に影響することがあります。

ステップ台運動

ステップ台運動
■ 測定方法

床から台に登って下りる一連の動きを1回とし、全6分間の回数をカウントします。

■ 何がわかる?
  • ステップ台運動では、歩行や階段の上り下りなど息が上がる活動を長く続けられる力(全身持久力)を測定します。
  • 全身持久力が低いと、疲れやすくなり、通勤や家事などの日常生活の動きがつらくなることがあります。また、糖尿病や心臓・血管の病気などの生活習慣病のリスクが高まることが知られています。

体力・体組成測定の効果・メリット

体力測定および体組成測定によって得られる効果やメリットについて、実際に体力測定を体験された方の声とあわせてご紹介します。

効果・メリット

体力測定では、筋力や持久力、柔軟性などを数値で確認することで、現在の体力レベルを把握することができます。自分の体力の現在地を知ることで、今後どのような運動を意識すればよいかを考えるきっかけになります。
体組成測定では、体重だけでなく、筋肉量や体脂肪率、内臓脂肪量など、体を構成する要素を測定します。見た目だけでは分からない体の状態を数値で把握することができ、健康管理や生活習慣を見直すきっかけになります。

参加者の声

参加者の声
  • 体力を数値で把握することで、自身の健康状態を客観的に理解できた。
  • 測定結果やプロの指導をもとに、「今の自分に必要な運動」を具体的にイメージできた。
  • 筋肉量や体脂肪率などを数値で把握でき、自分の体の特徴が分かりやすかった。

といった声が多く見られました。
体力測定および体組成測定を通じて、自身の体力や体の状態を客観的に把握することが、運動を始めるきっかけとなるとともに、運動習慣や食生活を見直す第一歩につながっています。

問合せ先

東京都 スポーツ推進本部
スポーツ総合推進部 スポーツ課
電話 03-5320-7847