ジュニアアスリート4期生が「ボート競技」を体験

7月28日(日)、ジュニアアスリート発掘・育成事業4期生の「ボート競技」体験プログラムが埼玉県戸田市の戸田漕艇場で実施されました。

ジュニアアスリートたちは、まず、東京都ボート協会の指導者からビデオによる競技の概要説明を受けました。その後、競技特性に応じた基本動作の準備運動をゲーム形式で行った後、ボート競技のトレーニング用に活用されているローイング・エルゴメーターで、ボートの漕ぎ方のポイントなどを教わりました。

(左)東京都ボート協会の指導者からの概要説明
(左)東京都ボート協会の指導者からの概要説明
(右)ボート競技に関するビデオを見るジュニアアスリート
(右)ボート競技に関するビデオを見るジュニアアスリート
準備運動を兼ね、数人で協力して立ち上がるというボート競技に必要なチームワークを養う動作を行う1
準備運動を兼ね、数人で協力して立ち上がるというボート競技に必要なチームワークを養う動作を行う2

(左、右)準備運動を兼ね、数人で協力して立ち上がるというボート競技に必要なチームワークを養う動作を行う

(左)ボート協会の指導者からローイング・エルゴメーターの使用方法を教わる
(左)ボート協会の指導者からローイング・エルゴメーターの使用方法を教わる
(右)漕ぎながら数値を競う様子
(右)漕ぎながら数値を競う様子

続いて、グループ別に乗艇のための説明を聞いた後、実際にボートコースで「舵手付きの4人艇」に乗りながら、ボート競技を体験していきました。

ジュニアアスリートたちは、最初は、ボートに乗ることもぎこちない感じでしたが、徐々に漕ぎ方のコツを身に付けていきました。特に、東京都ボート協会の指導者の方々から、背中を丸めずに、手漕ぎにならないように、力を下半身からしっかりと上半身に伝えていくようにという指導を受けていくうちに、漕ぎ方がスムーズになり、全員が息の合ったフォームで水上を滑るように進んでいきました。

(左)初めは恐る恐るボートに乗り込みました
(左)初めは恐る恐るボートに乗り込みました
(右)ボート協会の指導者から、実際のボートの漕ぎ方を教わる
(右)ボート協会の指導者から、実際のボートの漕ぎ方を教わる
(左)少しずつ息を合わせながらボートを漕ぎ出す
(左)少しずつ息を合わせながらボートを漕ぎ出す
(右)慣れてくると連携も取れ、次第に漕ぎ方もスムーズに
(右)慣れてくると連携も取れ、次第に漕ぎ方もスムーズに

競技体験を終えた後、閉会式が行われ、ローイング・エルゴメーターで計測した数値に基づいて、上位の成績を修めた男女3名ずつが表彰されました。中には、高校生選手を凌駕するような記録を出したジュニアアスリートもいました。

ジュニアアスリートの4期生は、これで7種目の「競技体験プログラム」を全て終了し、8月に行われる競技選択面接を経て、この秋から自分が専門的に行っていく競技を選んでいくことになります。


(事業については、東京ジュニアアスリート発掘・育成事業を参照)