トップアスリート発掘・育成事業 第14期生 競技別専門プログラム(レスリング)

2023年8月31日

令和5年3月23日に認定されたトップアスリート発掘・育成事業の第14期生28名に対する「競技別専門プログラム」が始まりました。

1年目の選考過程で実施した「競技体験プログラム」において、全7競技の中から自ら取り組む競技を絞り込みました。第14期生として認定された2年目は、選択した1競技で必要となる技術を学ぶ「競技別専門プログラム」において、土曜日・日曜日や夏休みを中心に実践的な練習に取り組んでいます。

このたび、レスリング競技の技術を習得する「競技別専門プログラム」を実施しましたので、その様子をご紹介します。

令和5年8月22日(火)
「競技別専門プログラム(レスリング)」
 講師 (一社)東京都レスリング協会
 会場 東京実業高等学校

レスリングのプログラムは、今年度から東京実業高等学校で実施しています。

今回のプログラムは、東京実業高等学校の生徒と地域クラブに所属する未就学児~中学生との合同練習でした。

レスリングではタックル、投げ技、寝技といったいろいろな技を掛け合う競技です。怪我の発生を防止するためにも、練習冒頭では首のストレッチや体幹トレーニングなどを入念に行っていました。

練習が始まると、まずはコーチがお手本となり、試合中に生じる具体的なシチュエーションを想定しながら技の指導を行いました。その後、選手が2人1組となり、実際に技を掛け合うことで実践的な流れの中で技の掛け方を練習していました。

次に、年代別に分かれて勝ち抜き方式の実践演習を行いました。勝利した選手は連続して組手を行うため、非常に苦しそうな表情を見せていましたが、手を抜くことなく常に闘志あるプレーを見せてくれました。

最後は2チームに分かれて筋力トレーニングを行いました。チームの代表者がじゃんけんを行い、負けたチームは年齢に応じた回数の腕立て伏せを行いました。多い選手で100回以上の腕立て伏せを行っており、毎日のように練習している選手たちもさすがに参った様子でした。

練習全体としては、コーチの話を真剣に聞き、まじめに取り組んでいました。一方で、子供たちが楽しそうに練習を行っており、その姿を見ている選手たちも終始和やかな雰囲気となりました。

14期生はレスリングの経験が浅いながらも、今まで取り組んできたスポーツの技術を生かし、上級生等に対し果敢に挑戦していまいた。

トップアスリートの今後の成長をお楽しみに!

アップ

アップ

技術指導

技術指導

勝ち抜き実戦練習

勝ち抜き実戦練習

腕立て伏せ

腕立て伏せ

問合せ先

東京都 生活文化スポーツ局
スポーツ総合推進部 スポーツ課 競技力向上担当
電話 03-5320-7715