ジュニアアスリート第3期生「カヌー競技」を体験!

平成24年5月13日(日)、東京都ジュニアアスリート第3期生に対する「カヌー競技」体験プログラムが江東区東大島駅近くの大島・小松川公園の中に流れる旧中川で実施されました。

はじめに、旧中川の河川敷で東京都カヌー協会の講師の方から、競技の概要や使用する艇やパドルなどの用具について説明がありました。

説明の中で、国民体育大会のカヌー競技には、流れの無い湖などの会場で行う「スプリント競技」や流れの激しい川を一気に漕ぎ下る「ワイルドウォーター競技」、変化に富む流れのある河川で、設置された数箇所のゲートに触れないようにしながらタイムを競う「スラローム競技」があることなどが紹介されました。

その後、実際に操作方法の指導に入り、特に重要なパドルの扱い方については、指導補助の大学生らの方々がわかりやすくアドバイスをしていました。

ジュニアアスリート達が扱い方に慣れてきたところで、艇のコックピット(操作をするスペース)への出入方法やバランスのとり方、転覆した時の対処方法などの説明が行われ、ジュニアアスリート達はライフジャケットを付けて一人乗りの艇に乗り、川に入りました。

いよいよ艇に乗り、各自が体験開始!
いよいよ艇に乗り、各自が体験開始!
はじめはぎこちなかった様子でしたが、短時間でこぎ方に安定感が出てきました
はじめはぎこちなかった様子でしたが、短時間でこぎ方に安定感が出てきました

はじめは、動きが硬く、バランスを崩したり、意志とは違う方向に進んでしまうことが見られましたが、積極的に川を動きまわっているうちに、短い時間で安定感が出てきました。

最後に、簡単な短距離レースを行い、スピード感を体感するとともに、4人艇に乗る体験などを行い、実技を終了しました。

午後は江東区立大島第5小学校に場所を移し、カヌー競技についての詳しい説明や世界大会のDVD鑑賞が行われました。

この日は天気にも恵まれ、参加したジュニアアスリート達は、カヌー競技の魅力を満喫していました。

世界大会のDVDを鑑賞
世界大会のDVDを鑑賞
DVD鑑賞後、質疑応答
DVD鑑賞後、質疑応答

(事業については、東京都ジュニアアスリート発掘・育成事業を参照)