ジュニアアスリート第2期生「ボート競技」を体験!

東京都ジュニアアスリート第2期に対する育成プログラムは、7月30日(土)に「スポーツ教育プログラム」「フィットネスプログラム」を、7月31日(日)は競技体験の最終競技となる「ボート競技」の体験を実施しました。

「スポーツ教育プログラム」の中で、今回は「異文化との交流コミュニケーション」のテーマで、第2期生が視察に行く「第26回夏季ユニバーシアード大会」に向けて、中国の生活文化や効果的な視察とするための心構えなどを学習しました。

また、今回は第2期生の保護者に対する生活指導面のプログラムも合わせて行いました。

※「スポーツ教育プログラム」とは、トップアスリートになるために必要な、自分で考え、競技力向上をめざす力(自己教育力)を育むためのカリキュラムです。

効果的な視察を行うためのポイントの書き出し
効果的な視察を行うためのポイントの書き出し
グループ別にまとめて発表
グループ別にまとめて発表
保護者へのプログラムの風景
保護者へのプログラムの風景

すべての競技に共通な基礎的なトレーニングについて、最新のトレーニング理論や方法を取り入れ、機能的な身体の動かし方を習得する「フィットネスプログラム」は、4月から継続的に行っています。この日は、正しい「ストレッチング」方法などについて、具体的な指導がありました。第2期生は、動きのポイントをつかみ、メリハリのある動きで、指導を受けていました。

株式会社R-body projectの中山氏による「トレーニング方法」や「ストレッチング」の方法についての指導
株式会社R-body projectの中山氏による「トレーニング方法」や「ストレッチング」の方法についての指導

株式会社R-body projectの中山氏による「トレーニング方法」や「ストレッチング」の方法についての指導

31日(日)は、7競技の最終となる、「ボート競技」の体験プログラムが埼玉県戸田ボートコースで実施しました。
ボート競技について、動作の特性や使う筋肉の説明を受けた後、準備運動に引き続き、実技の体験に入りました。

東京都ボート協会池上氏の挨拶
東京都ボート協会池上氏の挨拶
骨盤模型を利用してのボート競技の動作説明
骨盤模型を利用してのボート競技の動作説明
ボート競技の動きを意識した準備体操
ボート競技の動きを意識した準備体操

グループ別に乗艇のための具体的な説明を聞いた後、ボートコースで「5人艇」3艇に乗り、実際の競技を体験するグループとボートのトレーニングのためのローイングマシンを体験するグループに別れ、交替しながら指導を受けていきました。

ローイングマシンによるトレーニング体験
ローイングマシンによるトレーニング体験
乗艇のために詳しく説明を受ける
乗艇のために詳しく説明を受ける
グループ別に指示を聞きながら乗艇
グループ別に指示を聞きながら乗艇

はじめは上半身だけに力が入り、ぎこちないこぎ方でしたが、背中は丸めず、下半身からしっかり力を上半身に伝えていくよう指導を受けて体験しているうちに、各艇が息の合った美しいフォームで、水上を滑るように進むようになりました。

最後は、短い距離ですが、スタートからゴールまで競争を行いました。

こぎ始めはぎこちない動き
こぎ始めはぎこちない動き
しばらくするとタイミングが合ってきた
しばらくするとタイミングが合ってきた
最後は各艇での競争を体験
最後は各艇での競争を体験

「競技体験プログラム」をこれで終了し、8月の面接を経て、自分が専門的に行う競技を7競技の中から選ぶことになります。

(事業については、東京都ジュニアアスリート発掘・育成事業を参照)