2022年9月28日
都は、北京2022冬季大会で活躍し、都民に明るい夢と希望と活力を与えてくれた東京在住、在勤、在学など東京ゆかりの選手の功績をたたえ、東京都栄誉賞と都民スポーツ大賞を贈呈しました。
4月25日(月)には、表彰式が行われ、オリンピック銅メダリストの樋口新葉選手(スケート・フィギュアスケート 団体)、パラリンピック金メダリストの村岡桃佳選手(アルペンスキー 女子滑降(座位)/女子スーパー大回転(座位)/女子大回転(座位))、パラリンピック金メダリストの川除大輝選手(クロスカントリースキー 男子 20km クラシカル(立位))及びパラリンピック銅メダリストの森井大輝選手(アルペンスキー 男子滑降(座位)/男子スーパー大回転(座位))が出席し、小池知事から表彰状が授与されました。
各選手を表彰した知事は、「コロナ禍にあって、日々、研鑽を積み重ねてきた皆さんが、大舞台で最高のパフォーマンスを発揮されたその姿に、私たちは本当に勇気と感動と希望をもらった。」と延べ、選手の活躍を称え、また、「昨年夏の開催の興奮に、今回の皆さんの活躍が続き、東京大会のレガシーは一層、大きなものになっている。」、「これからも、アスリートの皆さんと共に、スポーツの力で東京を盛り上げていきたい。」と話しました。
各選手とも、受賞の喜びとともに、今後に向けての意気込みを話しました。
樋口選手は、「初めてのオリンピックで、コロナ禍で練習環境もなかなか整わなかったが、強い気持ちで臨むことができた。これからも、この賞に恥じないように頑張っていく。」と話しました。
村岡選手は、「東京大会の夏から半年はあっという間で、コロナ禍でトレーニングも思うようにできなかったが、たくさんの応援やサポートのお陰で頑張ることができた。2年後のパリ大会や2026年のミラノ・コルティナダンペッツォ大会に向けても頑張っていきたい。」と話しました。
川除選手は、「北京大会は過酷な環境だったが、金メダルを取ることができ、今後に自信がついた。また、このような賞をいただけるよう、頑張っていきたい。」と話しました。
森井選手は、「北京大会のコースは難しかったが、声援を勇気に変えてスタートを切ることができた。今後、ミラノ・コルティナダンペッツォ大会に向けて頑張っていく。」と話しました。
また、今回、出席は叶いませんでしたが、オリンピック金メダリストの髙木美帆選手(スケート・スピードスケート 女子1000m)からも、受賞の喜びについてビデオメッセージが寄せられました。
メダル | 氏名 | 競技・種目 | 贈呈賞 |
---|---|---|---|
金 |
|
スケート・スピードスケート 女子1000m |
東京都栄誉賞 都民スポーツ大賞 |
銀 |
|
スケート・スピードスケート 女子チームパシュート | 都民スポーツ大賞 |
銅 |
|
スケート・フィギュアスケート 団体 | 都民スポーツ大賞 |
銅 |
|
スケート・スピードスケート 男子500m | 都民スポーツ大賞 |
メダル | 氏名 | 競技・種目 | 贈呈賞 |
---|---|---|---|
金 |
|
アルペンスキー 女子滑降(座位) 女子スーパー大回転(座位) 女子大回転(座位) |
東京都栄誉賞 都民スポーツ大賞 |
金 |
|
クロスカントリースキー 男子20km クラシカル(立位) |
東京都栄誉賞 都民スポーツ大賞 |
銅 |
|
アルペンスキー 男子滑降(座位) 男子スーパー大回転(座位) |
都民スポーツ大賞 |
◇ 東京都栄誉賞とは
特に顕著な業績により、広く都民に敬愛され、社会に明るい夢と希望と活力を与え、東京都の名を高めた方に対して、その栄誉を称えることを目的として平成16年に制定されました。
◇ 都民スポーツ大賞とは
世界的なスポーツ大会において優秀な成績を収めた東京アスリートの功績を称え、その感動を都民と共有することを目的として、平成20年度に制定されました。
東京都栄誉賞に関すること
生活文化スポーツ局文化振興部 企画調整課
TEL:03-5388-3155
都民スポーツ大賞に関すること
生活文化スポーツ局スポーツ総合推進部 企画調整課
TEL:03-5388-2159