ラグビーワールドカップ2019™東京開催のレガシーとして、東京都は大会1年後となる9月20日から、SNSによる大会の振り返り等をはじめとした「TOKYO RUGBY MONTH 2020」を実施してきましたが、その締めくくりとして11月22日(日)味の素スタジアムAGFフィールド、23日(月・祝)江戸川区陸上競技場においてラグビーイベントを開催しました。
実施にあたっては、東京都ラグビーフットボール協会及び東京都ラグビースクール校長会議と連携し、新型コロナウイルス感染症対策を徹底して行い、実施しました。ご参加、ご協力ありがとうございました。
当日の様子をご紹介します。
両会場において、ラグビー初心者である東京都内の小・中学生とその親を対象に、ラグビー体験会を行いました。菊谷崇氏(元ラグビー日本代表)、小野澤宏時氏(元ラグビー日本代表)、臼井智洋氏(サンウルブズアシスタントS&Cコーチ)の指導のもと、チームに分かれてパスをつないでいくパス体験やミニゲームを実施しました。
参加した方からは「コーチや選手と楽しく体験できた」「広い芝生で貴重な体験ができた」「久しぶりに身体を動かせた」などの声をいただきました。
体験会実施にあたっては、ジャパンラグビートップリーグ所属チームのリコーブラックラムズ(22日)、クボタスピアーズ(23日)選手等の皆様にご協力いただきました。
ラグビー体験会に合わせて、都内ラグビースクールコーチを対象とした指導者向けクリニックを行いました。講師に日本ラグビーフットボール協会公認コーチである川合レオ氏と小森 允紘氏を迎えて、小・中学生のプレーヤーが上達するためのメニューやコーチングのポイント等を取り上げました。実際にコーチの皆さんにも練習を体感してもらい、具体的な練習メニューを学ぶ場となりました。
ラグビーイベントでは、都内ラグビースクールに通う小学校高学年による交流試合を2日間に亘り実施しました。
東京都内の13ラグビースクールが交流試合に参加し、スクールに通う小学5、6年生がAコート(小学6年生)とBコート(小学5年生)に分かれ、ミニラグビーの熱戦を繰り広げました。コロナ禍で活動機会が限られる状況ですが、保護者が見守るなか元気いっぱいにラグビーをする子供たちの姿がみられました。
ラグビーイベント実施にあたっては、新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえて日本ラグビーフットボール協会が定めるガイドライン等の内容に従って感染症対策を徹底して行い、実施しました。
参加は事前申込制とし、スタッフも含めた入場者全員に当日の検温、その日の体調や体温を報告するチェックシートを提出いただきました。
また、体験会等においても講師の方はマスクを着用し、ボール等の用具を小まめに消毒するなどの対応を取りました。
ラグビーイベント当日、ラグビーワールドカップ2019™でも大活躍した「レンジー」が日本ラグビーフットボール協会公式マスコットとして登場しました!会場ではラグビー体験会、交流試合に参加した子どもたちと写真撮影を行うなど、大会時と変わらず東京のラグビーを盛り上げてくれました。
東京都内の中学生(在学・在住)を対象として、ラグビー上達に向けた室内でもできるトレーニングをテーマに、オンラインレッスンを11月21日(土)に実施しました。
佐々木隆道氏(キヤノンイーグルスFWコーチ)と若井正樹氏(OnTheField Fitness/サントリーサンゴリアスS&Cコーチ)の指導のもと、「みるみるラグビーが上達する身体機能向上プログラム」と題してラグビートップリーグにも取り入れられ、注目されているZUU※を取り入れた身体機能向上についてわかりやすく解説していただきながらトレーニングを行いました。
※ZUUとは
オーストラリアのフィジカルトレーナーNathan Helberg氏によって考案された動物の動きを取り入れた全身を動かすトレーニング。身体操作の機能をあげてパフォーマンス能力を上げる、コーディネーション能力を高めるレッスンで、トップリーグチームの選手にも朝活等で取り入れられている。
当日配信されたオンラインレッスンの様子はこちらからご覧ください。