インタビュー
児玉選手:日比谷公園が会場になるので、わぁって。結構接戦で、他の国の選手とこう、帰ってくるっていうこともあり得るので、見ていただいて、応援していただけると嬉しいかなと思います。
日本で初めて開催される東京2025デフリンピック。出場する選手や支える方に大会に向けた思いをお聞きします。
児玉健選手。地図とコンパスを頼りに山野を駆け抜けるデフオリエンテーリングの選手として、頭脳と体力を駆使して戦う彼の競技にかける思いとは。
オリエンテーリングを始めたきっかけを教えてください。
児玉選手:JDOA(ジャパンデフオリエンテーリングアソシエーション)のコーチが開いた説明会がありまして、オリエンテーリング競技をやってみようって思ったのがきっかけです。自分はもともとトレイルランニングをやっていて、地図とコンパスを使ってやれるっていうことを自信を持って言えるようにっていうことで、オリエンテーリングを通してスキルアップしたいと思いました。
トレイルランニングで培った走力を活かし、2024年にオリエンテーリングの世界に飛び込んだ児玉選手。一度は日本代表の選考に落ちる悔しさを味わいましたが、その経験をバネに念入りな準備を重ね、見事代表の座を勝ち取りました。そんなオリエンテーリングという児玉選手にとって新しい世界について彼はこう語ります。
トレイルランニングとオリエンテーリングの違いを教えてください。
児玉選手:トレイルランニングでは、決められた道、登山道とかを走っていくのがメインだと思うんですけど、オリエンテーリングっていうのは、そこまで行くのにどうやって行くかっていうのは決められてなくて、そこは地図で見て自分が走りやすい場所を選んで、そういったことを頭で考えながら進めていくので、そこがトレイルランニングとオリエンテーリングの大きな違いで、そこに自分は面白みを感じてます。
日比谷公園でも競技が開催されますが、観戦のポイントを教えてください。
児玉選手:観戦とか応援していただくっていうのが、アクセスの面でも良いかなと思うので、日比谷公園が会場になるので、やっぱり応援が盛り上がるのはその会場の場で帰ってきて、リレーでタッチして、また次の選手が行くタイミングがあるんですけど、わぁって。結構接戦で、他の国の選手とこう、帰ってくるっていうこともあり得るので、わぁ、がんばれ、もうちょっともうちょっとっていうのを見ていただいて、応援していただけると嬉しいかなと思います。
大会に向けてメッセージをお願いします!
児玉選手:ちょっとでもこうオリエンテーリング競技に興味を持っていただく、親近感を抱いていただいて、身近に感じていただけたらなっていう風に感じてますので、応援のほどよろしくお願いいたします。
プロフィール
・2024年 第13回全日本オリエンテーリング選手権大会 ミドル MBL 7位