インタビュー
松永選手:去年、世界選手権で優勝しました。その勢いで、東京デフリンピックでも金メダルを獲って恩返しをしたいと思います。
日本で初めて開催される東京2025デフリンピック。出場する選手や支える方に、大会に向けた思いをお聞きします。
デフバレーボール女子日本代表チーム。視覚的なコミュニケーションで結ばれたチームメンバーたちは、これまで様々な快挙を成し遂げ、さらなる高い目標を追い続けています。東京都北区にあるナショナルトレーニングセンター。日本のトップアスリートたちがこの施設で練習に励んでいます。
デフバレーボールの競技ルールは一般のバレーボールと同じですが、選手たちは、チームメイトの声、審判の笛の音、ボールをはじく音などが聞こえない中でプレーをします。視覚から得られる情報が重要で、試合中も選手たちは手話やアイコンタクトでコミュニケーションを図ります。この声に頼らない戦術に競技の独自性があります。
2017年デフリンピックでの金メダル、2024年世界選手権での優勝など、チームは輝かしい成績を収めてきました。今回は、東京にゆかりのある長谷山優美(はせやまゆうみ)選手、松永彩珠(まつながあやみ)選手、佐藤愛莉(さとうあいり)選手にお話を伺いました。
東京2025デフリンピックへの意気込みを教えてください。
長谷山選手:東京デフリンピックで絶対に金メダルを獲りたいです。私のポジションはミドルブロッカーなので、速い攻撃やブロックで得点を重ね、チームに貢献できるようなプレーをしたいと思っています。
松永選手:去年、世界選手権で優勝しました。その勢いで東京デフリンピックでも金メダルを獲り恩返しをしたいと思います。また、自分もバレーを通して粘り強いプレーを見せ、皆さんと一緒に盛り上げていけるよう頑張りたいです。
佐藤選手:私はデフリンピックに初出場なので、とても緊張する場面も多いと思います。これまで練習してきたリベロとしての役割をしっかり発揮できるよう全力で出し切りたいと思っています。
大会に向けてメッセージをお願いします!
3人:東京都の皆さん、ぜひ!駒沢体育館まで来てください!応援、よろしくお願いします!
プロフィール
2022年 夏季デフリンピック:4位
2017年 夏季デフリンピック:金メダル
2013年 夏季デフリンピック:銀メダル