葛飾区
テニス
KANAMI NISHIMURA
11月30日(土)、東京都立大島高等学校で、東京育ちアスリートの西村佳奈美選手がテニスの指導を行いました。西村選手は14歳で史上最年少プロテニスプレーヤーになった経歴の持ち主です。 中学校で軟式テニス部に所属していた生徒と高校からテニスを始めた生徒からなるテニス部の4名に、硬式テニスの基礎・基本の動作やポイントなどを伝授しました。 まずは正しい構え方とステップから。相手のボールがどこから飛んできても反応できるように「スプリットステップ」を意識しながら、西村選手が出したボールをフォアやバックで打つ練習が行われました。「打点は体の前」「ラケット面をまっすぐ」などのアドバイスと、力強いお手本により、生徒たちのストロークは目に見えてレベルアップしました。その後のラリーやボレーの練習でも、体の動きやラケットの位置など、様々なアドバイスがあり、生徒たちはそれを実践しようと真剣に取り組みました。 みんなでお弁当を囲んでの昼食では、島での生活や本土との違い、将来の夢などの話もして、少し距離が近づきました。 午後はサーブと試合形式の練習。西村選手の美しいフォームのサーブに感心しながら、サーブやレシーブのコツを学びました。最後に、生徒たちのダブルスの試合を見て、「サーブやダブルスの動きはできている。もっとストロークが上達すれば、試合でも強くなるので、基礎・基本の練習を繰り返し続けるとよい」とのアドバイスがありました。選手の言葉をまっすぐに受け止め、真剣ながらも笑顔で楽しそうに練習する生徒たちの姿が印象的でした。 西村選手、ありがとうございました!