北区
フェンシング
AYAKA MUKAE
8月26日(月)、フェンシングの東京育ちアスリート、向江彩迦選手が東京都立王子総合高等学校で、フェンシング部の生徒約10名に指導を行いました。まずは座学での栄養指導。向江選手は、学生の頃から年に8~9回の海外遠征を経験したことから、食事の大切さを実感し、アスリートフードマスターの資格を取得。知識を身につけることで、本人だけではなく周りの家族の役にも立ったそうです。知識を身に着けることが競技力UPに繋がるとのことで、まずは五大栄養素のクイズを生徒たちに出題。生徒たちに普段・試合前・試合後の栄養の取り方を説明しました。「必要な栄養素だけでなく、好きな食べものなど気分の上がる食事を取るのも大事。私は和菓子を食べて気分を上げていました」と話し、生徒たちもたくさんメモを取っていました。実技指導の始まりはストレッチから。向江選手からの「普段の練習ではどれくらいストレッチをしていますか?」との問いに、生徒たちが「20分くらい」と答えると「私は最低でも30分、出来れば1時間くらいストレッチをします。丁寧にストレッチをすることで、ケガの予防になりますよ」と話し、マットでストレッチを指導しました。いつもと違うストレッチのやり方に生徒たちも苦戦の様子でした。その後、コアトレーニングやフットワークを行い、最後にファイティング。向江選手がお手本を見せ、生徒の腕を取りながら指導してくださいました。「ただ前に出るだけではなく、ディフェンスの時も自分の持っていきたい方向に誘導することも大事。前に出るときは後ろ足でしっかり蹴ること」と駆け引きのコツや、強弱の付け方などを指導されました。練習後には、生徒たちのグローブにサインをしてくださり、生徒たちも大喜び!向江選手、ありがとうございました!