北区
フェンシング
MIHO KURACHI
8月27日(火)、フェンシング・フルーレで全日本選手権大会5位(個人)の経歴を持つ東京育ちアスリート、久良知美帆選手が東京都立大泉桜高等学校で約10名の生徒に指導を行いました。 はじめは久良知選手が考案したけが予防のストレッチや体幹メニューからスタート。生徒たちとの談笑を交えて行われました。会話の中で、「私も皆さんと同じ高校生からフェンシングを始めました。フェンシングは競技人口がまだまだ少ないからこそ、誰にでも勝つチャンスのあるスポーツだと思っています。」と生徒たちを鼓舞しました。 次に、二人一組でひとつのグローブを持ち、相手の前後する動きに合わせて一定の距離をキープする、駆け引きの練習が行われました。苦戦している生徒には、「グローブを見るのではなく、相手の上半身を見て動くと遅れずに上手く距離が保てると思います。」と視線と距離のコツを伝授。生徒たちはお互いに視線を意識して真剣な表情で練習に取り組んでいました。 練習後半では、フェンシングのユニフォームに着替え、5点先取のミニゲームが行われました。久良知選手は生徒たち全員と対戦。対戦後には一人一人にアドバイスをしていました。生徒たちもわずかな時間の中で久良知選手から多くのことを吸収しようと「アドバイスお願いします!」と積極的に交流をして、とても楽しそうな雰囲気で練習を終えました。最後に、生徒からの試合中のモチベーションに関する質問に対し、「緊張する自分を受け入れること、そしてフェンシングはいかに自分のペースを作れるかが重要です。何よりもフェンシングを楽しんでください!」と締めくくりました。 久良知選手、ありがとうございました。