都内競技団体がスポーツイベントを開催する際の感染症対策例

都内でスポーツイベント(強化練習や競技体験会など)を開催・運営する地域の競技団体に、感染症対策を踏まえ、スポーツイベントを実施する際の工夫や取り組み例などをお聞きしました。競技により、取り得る対策は異なりますが、感染症対策の参考にしてください。なお、各競技ごとの基礎的な感染症対策等については、各競技ごとのNF(中央競技団体)やPF(都道府県単位の競技団体)が示している指針があれば、そちらを参考にしてください。

会議や抽選会について、密にならないよう会議を2部制にしたり、オンラインを併用するなど工夫を行った。広い会場を長く確保することで、分散化を行った。 (サッカー)

総会を書面開催するなど、参集しなくて良い工夫をしている。 (ライフル射撃)

▽ 離れた会場で同時刻に実施した競技会の成績により順位付けをするなど、大会のオンライン開催をする例もある。 (ライフル射撃)

▽ 扇風機を活用して会場の換気を行った。試合を途中で中断して、換気を実施した。 (ライフル射撃・卓球)

▽ 参加者が飲食物のごみを現場で捨てないよう、ごみの持ち帰りをお願いした。会場での選手の滞在時間をなるべく短くできるよう、時差集合などに取り組んだ。選手同士でラケットの貸し借りを行わないよう、要請した。 (バドミントン)

▽ 会場で密にならないよう、選手はプールサイドに集合せず、別に会議室を確保し、そこに待機する仕組みとした。 (水泳)

▽ 従来、大会への棄権には重い罰則を設けているが、コロナ感染を理由にした棄権は特例対応をとった。 (サッカー)

▽ 登録選手の出場要件(年に○回以上は大会に出場義務など)について、大会開催ができないこともあり、その緩和を行った。 (ライフル射撃)

▽ NFやPFからの通知・連絡を参考にした。 (サッカー・卓球・水泳・バドミントン)

▽ 他県の競技団体に聞き取りをしたり、地区の体育協会からの連絡を参考にした。 (ライフル射撃)

▽ 感染者と接触のあった人を追跡調査し、健康チェックを行った。(卓球)

☆感染症対策として工夫した取組等について、随時・情報更新を行っていく予定です。