都民スポーツ大賞(第23回夏季デフリンピック競技大会)

都民スポーツ大賞表彰式について(デフリンピック・サムスン大会)

9月4日(月)、第23回夏季デフリンピック競技大会メダリスト表彰式が開催され、同大会においてメダルを獲得した、東京在住、在勤、在学など東京ゆかりの選手に対し都民スポーツ大賞が贈呈されました。重ねて、金メダルを獲得した選手には、東京都栄誉賞が贈呈されました。デフリンピックは、国際ろう者スポーツ委員会の主催による聴覚に障害のある、ろう者の世界最高峰の国際スポーツ大会で、夏季・冬季ともに4年ごとに開催されます。

今回の夏季大会は、7月18日から30日までトルコ共和国・サムスンで開催され、109か国・地域が参加。日本からは陸上、ビーチバレーボール、サッカーなど11競技に参加し、金メダル6個、銀メダル9個、銅メダル12個の過去最多のメダルを獲得しました。

各選手を表彰した知事は、「いろいろな障害を越えながら、世界で戦う皆さんのことをとても誇りに思う。障害があってもこれだけ活躍できるんだということを、多くの人に知らしめることによって、元気を出す人もいる。皆さんのことをいつまでも応援しているので、これからもさらに頑張っていただきたい」とエールを送りました。

受賞者を代表して、水泳の藤原選手は、「楽しみながら泳ぐことを大切にした結果、今回の結果に結びついた。東京2020大会を成功させるために、イベントなどで積極的に貢献していきたい」と挨拶をしました。

陸上の山田選手も、メダル獲得は多くの人のおかげとした上で、「デフリンピックの知名度が低く、全国の皆さんに知ってもらえるように頑張っていきたい」と意気込みを語りました。

画像:表彰状の授与
表彰状の授与

画像:お祝いを述べる知事
お祝いを述べる知事

画像:受賞者
受賞者

【受賞者一覧】

メダル 氏名 競技名 種目
藤原 慧 水泳 男子400m自由形、
男子400m個人メドレー、
男子1500m自由形
※銀:男子200mバタフライ、
男子200m自由形、
男子4×200m自由形リレー、
男子4×100mメドレー
※銅:男子200m個人メドレー、
男子4×100m自由形リレー
山田 真樹 陸上 男子200m、
男子4×100mリレー
※銀:男子400m
三枝 浩基 陸上 男子4×100mリレー
三浦 早苗 バレーボール バレーボール 女子
金持 義和 水泳 男子4×200m自由形リレー、
男子4×100mメドレー、
男子200m背泳ぎ、
男子100m背泳ぎ
※銅:男子50m背泳ぎ、
混合4×100mメドレー、
男子4×100m自由形リレー
茨 隆太郎 水泳 男子4×200m自由形リレー、
男子4×100mメドレー、
男子200m個人メドレー
※銅:混合4×100mメドレー、
男子400m個人メドレー、
男子4×100m自由形リレー
亀澤 理穂 卓球 女子ダブルス、女子団体
川崎 瑞恵 卓球 女子ダブルス、女子団体
髙岡 里吏 卓球 女子団体
簑原 由加利 自転車(ロード) 女子個人タイムトライアル
早瀨 久美 マウンテンバイク 女子クロスカントリーオリンピック
藤川 彩夏 水泳 混合4×100mメドレー